これだけは知っておきたい、TOEICってどんな試験?
これから初めてTOEICを受験する人へ、まずはTOEICがどんな試験問題かをよく知っておきましょう。出題方式が毎回同じだと知っている受験者は、具体的に対策を立ててから試験にのぞみます。初心者の方は、まずはここにある「TOEIC試験ざっくり理解」からスタート!
全体をざっくり理解
- TOEICの問題はリスニング100問、リーディング100問、合計200問
- 解答はすべてA~D、4択マークシート解答方式
- 出題のされ方、パートごとの設問数はいつも変わらない
- 最高点990点、(5点刻み、統計処理で計算される換算スコア)
各パートをざっくり理解
リスニングセクション:Part 1~4 (試験前半45分間、最高495点)
Part 1 :写真描写問題 10問
問題がパターン化しているので、傾向を知り学習すると効果が出やすいパート
- 問題用紙には各問題1枚ずつの写真のみ掲載
- 聞こえてくる4つの選択肢から写真を適切に描写しているものを解答
- 解き方の紹介(基本編)
Part 2 :応答問題 30問
英語のレベルは低め、質問文の最初に聞こえる疑問詞をしっかりおさえて確実解答を目指す
- 問題用紙には何も書かれておらず、目からの情報は一切ない
- 始めに質問文が流れる
- 次に、質問に対する応答の候補として選択肢4つが流れる
- 質問内容に対して適切に答えているものを選んで解答
Part 3 :会話問題 30問
要スピード解答、問題用紙にある質問文を「先読み」することでリスニングの内容を予期
- 問題用紙には、質問1つと、それに対する答えの選択肢3つがある
- まとまった長さの会話が流れる(登場人物は常に2人の男女)
- 聞き取った内容から、問題用紙にある質問に解答していく
- 必ず出る質問集&解答のポイント
Part 4 :説明文問題 30問
解けてないPart 3 問題はすぐあきらめ、比較的やさしい最初の数問を確実にとる
- 出題形式は Part 3 と同じ、ただしリスニング内容が会話ではなく情報の読み上げ
- 内容はニュース、場所案内、交通情報、プレゼンテーションなど
- 聞き取った内容から、問題用紙にある質問に解答していく
- 必ず出る質問集&解答のポイント
リーディングセクション:Part 5 ~ 7 (試験後半75分間、最高495点)
Part 5 :短文穴埋め問題 40問
最短で解答を導き、目標時間内に終えることがリーディング全体の攻略ポイント
(Part 7 に50分残すための目標解答時間:15~18分)
- 単語一つ分が空欄になっている文章が出題され、適切な単語を選択肢から選ぶ
- 問われるのは、「文法力」と「単語力」
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Part 6 :長文穴埋め問題 12問
問題数が少ないが、それなりの難易度。Part 7 の簡単な問題を優先する判断必要
(Part 7 に50分残すための目標解答時間:目標解答時間:8~10分)
- 長文に3~4ヵ所の空欄、そこに当てはまる表現を選択肢から解答、全4題
- 「文法」「単語力」が問われる
- Part 5 と異なり、文脈から判断する読解力が必要
Part 7 :長文読解問題 48問(シングル長文 28問/ダブル長文 20問)
上級者以外すべて時間内に解答できると思わず、解ける問題を判断して点を稼ぐことを優先
- 最低でも50分を確保しておきたいボリュームゾーン
- シングルパッセージ問題(前半):ひとつの長い文章が9題、それぞれに2~5の設問
- ダブルパッセージ問題(後半):二つの関連づいた文章が4セット、それぞれに5問の設問