• TOEIC全般

TOEICスコアが予想以上に低かった・・・と言う人にありがちなこと。

ちょうど前回のTOEIC試験の結果が出る頃だったので、結果を受け取った生徒さんってどんな様子なのかをモモセ先生に聞いて見ました。今回のお答えも勉強になる!というか、聞く人によってはかなり耳の痛~い話、かも。

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TOEIC試験の結果を受け取った生徒さんって、いつもどんな感じですか?

そうね、私の生徒さんを思い浮かべて考えると、予想より点数が悪かったことの理由を

「Part 7の長文がいっぱい残って終わらなかったんです~」とか、
「リスニングのPart 3とPart 4が全然聞き取れなくて・・・」とか、

そう言ってくるパターンが多いですね。
挙句の果てに「マークシートがずれてしまった。」とか。

先生から見た実際のところどうなんですか?

うーん、実際もそうだったのだろうけれども、スコアが予想以上に低かった理由がそこにあるかって言うと、それは違うと思うのよね。

リスニングのPart 3とPart 4が全然聞き取れない、って言っている子なんかは、Part 1とPart 2もそれなりに出来てないはずなんだけどねー。

リーディングが出来なかったという人は?

リーディングが出来なかった生徒さんに一番ありがちなパターン、これ本当に多いのだけけど、「がんばって長文の勉強しないと!!」って言い出すんですよ。でもね、文法力もないのに速読なんて出来るようになるわけがないじゃない。

そうではなくてね、まずはPart 5穴埋め問題40問の7~8割正解できるのを目指そうって言います。Part 5目標解答時間である18分以内にこれだけの正解数を叩き出せたら長文の読解力、速読力も身になるようになってきます。それに、18分以内に解答出来ていれば、Part 7長文に必要な解答時間50分が確保できるから。まずはそこから!

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もちろん、長文の練習もしたっていいんですよ。でもね、速読ではなくて、むしろ熟読です。主語と動詞をしっかりとらえて、意味を取れないとダメです。読んだ文章をちゃんと訳せるか?自問自答する。それが熟読です。まずやらないと。

650点以下だった人なら、リーディングパートだけに特化した公式問題集をやってみるといいね。(この問題集の活用法の詳細は、別記事にて後日紹介!)

リスニングもそう。リスニングの公式問題集で問題の出題形式をもう一度しっかり理解しなおしながら、きちんとスコアにつながる解答の導き方を確認するのがいいですね。

そしたら650点を脱出できますか!?

あとボキャブラリーを増やさないとね。これはやらないとダメ。毎日ボキャの暗記だけは絶対にする。毎日よ!次の試験までに新しいボキャブラリーを500~600増やせるようにがんばってね。

最後に一言。

自分が出来なかった理由を的確に判断して学習に活かせる人は、必ず次の試験でスコアが伸びます。TOEICのスコアを受け取ったら、試験中に解答できたかどうかではなく、スコアをとれていないのはどこなのかを客観的に判断できるようになりたいですね。がんばりましょう!

 

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