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TOEIC初心者のための、知っているだけでスコアがアップする英語力とは関係のない10のこと

TOEICスコアアップに直結する、英語力とは関係ない10のテクニックをまとめました。ここにある10のことを全く知らなかったら、スコアが簡単に100点くらい違ってきます 英語上級者だけどTOEICを初めて受験する方、安心してはいけません。英語力が高いといって必ずしもTOEICスコアが良いとは限らないのです。 何度も受験している人には、「そんなのもう知ってるよ~」という内容がほとんどかもしれませんね。 そうです、TOEIC経験者は知っているはず。でも、知らないとTOEIC受験のスタートラインに立てません。TOEIC初心者の方、しっかりチェックしてくださいね。

TOEIC初心者のための、知っているだけでスコアが アップする英語力とは関係ない10のこと

1.TOEICは時間との勝負であることを知っておく

これが一番重要です。Part 1~7までの200問を2時間かけて解答するTOEICの試験問題をすべてきちんと考えて解答ができるのはTOEIC上級者だけです。 英語上級者ではありません。TOEICの上級者です。 どんなに英語力があっても、時間配分を間違えたり、途中で集中を欠いたり、マークシート解答に手こずったりすると、すべての問題を解き終えることが出来なくなります。それほどに、TOEICの解答時間は限られています。 そのことを知らずに自分の解答ペースだけでTOEICを受験したら残念な結果になること間違いなしです。

2.マークシートの時短対策は抜かりなく!

TOEIC試験は、全部で200問。解答をマークするための時間が1問1秒違っただけで、合計で200秒違ってしまうことになります。この差はとても大きいです。 まずはえんぴつを使う。シャープペンシルを使うと消しゴムで消す時間も長くかかるので、結果としてえんぴつ受験者よりも合計で3~4分もマークする時間が長くかかります。これだけあれば、あと何問解答できるかわかりません! マークにとられる時間が長くなるほど、問題(特にリスニング)への集中を欠く原因ともなり得ます。 マークシートテクニックは他にもたくさんありますが、時間勝負のTOEIC試験では影響がとても大きいので抜かりなく対策を立てましょう。それからもちろん、答えがわからなかったり、時間がなくて解答できない問題があっても、すべてマークするのをお忘れなく!

3.問題用紙を谷折から山折にしておく

これ、意外と知らない人が多いみたいです。問題用紙は中綴じの冊子(谷折)になっているのですが、このままだと左側ページを解答する時に解答用マークシートとの距離が離れてしまいます。 問題用紙をもらったら、問題が外側に来るように山折に直し、問題用紙と解答マークシートの目の動きを最小限にしましょう。 解答スピードアップ、集中アップ、解き忘れ防止、マーク間違いを少なくするなどたくさんの効果がある必須テクです。

4.解答に迷ったときの「ど忘れ」を防止する

TOEICに潜むやっかいな強敵は、あれ?さっきの何だったっけ?という「ど忘れ」です。解答に迷ってちょっと後回しにしたら、どれが答えかわからなくなるというもので、慎重に解答しようと思うほどに起こり得るトラブルです。 特にリスニング問題では、リスニングと解答、両方に集中して早く解答しなくてはならない緊張感の中で、慣れないとけっこう頻繁に起きてしまう、なかなか手ごわい落とし穴です。 しっかり対策を立て無駄に点数を落とさないようにします。 TOEIC問題用紙はメモ書きも含め、一切の記入が禁じられています。そのため慣れた受験者は、メモ書きを必要としない様々な「ど忘れ防止対策」を練ってきています。 >> TOEIC解答を保留にした時の「ど忘れ対策」まとめ

5.それぞれのパートがどのような問題構成であるかを知っておく

TOEICのパートは1~7まであり、それぞれの出題パターンは常に同じです。そのため、解答に慣れることはもちろん、自分に合う解答手順、時間配分をあらかじめ決めておくことができます。Part 1~7までそれぞれがどのような問題であるか熟知しておくことは、時間を有効に活用し、あなたの英語力を最大限に発揮するためにも、必須事項です。 >> TOEIC初心者のための、TOEICの問題まずはざっくり理解

6.Part 1、Part 2のディレクションは聞かない

リスニングPart 1~4がスタートする前に流れるディレクション(説明)は、毎回同じ内容なので聞く必要はありません。 Part 1、Part 2のディレクションが流れている時間は、それぞれ1分半、1分ほどあります。この貴重な時間を問題の「先読み」に使います。 ここでは、Part 3(30問)とPart 4(30問)の問題用紙にある設問を見ておくことで、後で英文を聞いたときに探している答えを見つけやすくなります。英語初級者はこの時点で選択肢を読めなくていいです。それよりも質問文をすべて先読みすることに全力をそそぎましょう

※Part 1のディレクション中にPart 1の写真を眺めたいかもしれませんが、それは各問題が読まれる直前にやる方が効率的です。

7.Part 3、Part 4の解答中にマークシートを塗りつぶさない

リスニングセクションの後半、Part 3とPart 4では、英文と、それに対する解答選択肢がたった一度ずつ次々に読まれます。前の問題に戻る時間は皆無、悩む暇もありません。どんどん次の問題が読まれてしまい軽くパニックになるほどの忙しさです。 解答時間を少しでも節約し、落ち着いて次の問題のリスニングに集中するためにも、マークシートの塗りつぶしは後回し、解答はとりあえずマークをチェックするだけにします。そして塗りつぶしはリスニングパートが終わり、リーディングパートをやる前にまとめてできます。

8.Part 5 はとにかく時短で攻める

Part 5はリーディングセクションの始まり。後に控える長文読解というボリュームゾーンを控えているので、Part5をいかに最短時間で乗り切るかが、リーディングセクション全体攻略のカギとなります。まずそのことを知っておきましょう。慣れていない人は、Part 5 に使う理想の時間(15~18分)の倍近くを費やしてしまいがちなのです。 Part 5を18分以内で素早く解答するポイントは、こちらのページで詳しく解説しています!

9.リーディングセクション(Part 5~7)は、順番通りにやらない

リーディングセクションをすべてきちんと解答できるのはTOEIC上級者です。大半の人は最後まできちんと解き終わりません。残り数分で残ったマークシートのBかC辺りを塗りつぶして終わります。だから大事なのは、次の2つです。 一つ目、まず出来るだけ早くPart 5 を終わらせる。ほとんどの受験者に有効な手順です。二つ目、Part 6とPart 7 の問題を解ける順でやっていく。 そうです、リーディングセクションは問題を出題順に前から順番に解答していかなくてもいいのです。 出題される問題が、後ろに行くほど難しくなるとは限りません!自分の英語レベルで太刀打ちできる問題を上手く判断して、それらを優先して解きます。本当はきちんと解答できたはずの問題が、時間切れで残ってしまわないようにしましょう。

10.あきらめも肝心

スコアアップに直結する英語力とは関係ないテクニック1~9まで、すべては解答時間の効率アップに関連することでした。 問題数の多いTOEICでは、レベルのの高い問題にいつまでも取組んでいては後に控える問題を無駄に落としかねません。予定の時間がきたり、難しくて解けそうにない問題と思ったらあきらめて次に行くことも大事です。 自分が持っている英語レベルをよく見極め、その英語力で可能な限りの最高スコアを獲得するための時間配分をしっかり考えてから試験にのぞみましょう。

あなたのTOEICスコアを最速でアップさせるTOEICテクニック集、いかがでしたか?TOEIC専門学校99 Instituteにやってくる大勢の生徒さんを見ていると、英語レベルだけでなく、得意不得意分野の違いなどによってもアドバイスしたい内容が違ってくるので、これからも続けて紹介していきたいと思います。 モモセ先生といっしょに「TOEICテクニック」と「英語力」をアップさせて、最速最高スコアを目指していきましょう。

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